インプレスは、書籍『銀行とデザイン デザインを企業文化に浸透させるために』を2022年11月22日(火)に発売しました。
インハウスデザイナーによる奮闘記
ここ数年、長引くコロナ禍やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を通して、ビジネスシーンは大きく形を変えつつある。メガバンクである三井住友銀行(以下、SMBC)も例外ではない。SMBCは2016年からインハウスデザイナーを採用し、「UI/UXデザイン」という観点から銀行サービスを変革させ続けている。2019年にはリニューアルした三井住友銀行アプリが、2021年には三井住友銀行アプリ、コーポレートサイト、SMBCダイレクト、接客用タブレットをシームレスに一つに繋いだ顧客体験がグッドデザイン賞を受賞した。本書は、銀行デジタルサービスのリニューアルを担当したインハウスデザイナー3名による奮闘記。デザインの必要性・重要性について社内から理解を得るまでの苦労から節目となるアプリのリニューアル、デザインによるDXを社内にどう浸透させているのか、といったデザイナーたちの体験をリアルに描いている。
ユーザー体験が重視される時代に
今さまざまなデジタルサービスは、作る人の技術ではなく、サービスを使う人の体験、すなわちユーザー体験が重視されるようになっている。本書では、三井住友銀行アプリ、コーポレートサイト、SMBCダイレクトのリニューアルといった大きなプロジェクトを通して、デザインによるユーザー体験を向上させる手法について丁寧に解説している。すでにインハウスデザイナーとして働いている方、大企業の事例を知りたい方、DXに興味のある方におすすめ。
以下のような方におすすめ
- UI/UXデザイナー
企業のDX担当者で他社の事例に興味のある人
DXに興味のあるビジネスパーソン
スタートアップ企業に勤める人
金融業界に興味のある大学生
本書の構成
第1章
銀行のデザインシフト
第2章
チームとしての始動
第3章
デザインチームの足跡
第4章
デザインチームの今
第5章
これからのデザインチーム
書誌情報
書名
銀行とデザイン デザインを企業文化に浸透させるために
著者
金澤 洋・金子直樹・堀 祐子
発売日
2022年11月22日(火)
ページ数
176ページ
サイズ
A5判
定価
1,760円(本体1,600円+税10%)
電子版価格
1,760円(本体1,600円+税10%)
※インプレス直販価格
ISBN
978-4-295-01560-4
インプレスの書籍情報ページ
https://book.impress.co.jp/books/1121101080
著者プロフィール
金澤 洋(かなざわ・ひろし)
武蔵野美術大学大学院工芸工業デザインコース(テキスタイルデザイン)修了。美術講師、造形作家、フリーのWebデザイナーを経て制作会社に入社。通信キャリアや省庁等のUIデザイン、ネット系銀行のオンサイト業務立ち上げ時から常駐し、IB、アプリ等デザインを担当。2016年、三井住友銀行1人目のデザイナーとして入行。HCD-Net 人間中心設計専門家。
金子直樹(かねこ・なおき)
2006年、知人と起業。ECサイトの運営や、Webサイト・アプリの企画・制作を担当。その後デジタルマーケティング会社に入社し、Webサイトの企画・制作・運用業務を経て、2017年、三井住友銀行に入行。UI/UXを専門領域として、既存サービスの改善や、新規プロダクトのデザインリードを担当。社内へのデザイン浸透も行っている。
堀 祐子(ほり・ゆうこ)
2011年ICT企業に新卒入社。Webサイト構築、医療や公共交通機関のUIデザインを担当。2015年海外留学、ワーキングホリデー後、2017年、三井住友銀行に入行。銀行アプリやWebページ、社内システムのUI/UXデザインを担当。ユーザーテスト、UI仕様設計など上流工程から、具体的なデザイン・ビジュアルの提案・制作を行う。HCD-Net 人間中心設計専門家。
記事はPR TIMESで掲載されているテキスト・画像を使用しています。これはPR目的で使用しているものです。テキスト・画像の使用にあたってはPR TIMES社に個人メディアでの掲載について問い合わせ、承諾を得た上で掲載しています。ただし、掲載しているものに不都合なことがありましたら削除等の対応をします。記事の内容はリリース当時のものです。イベントやキャンペーンなど現在では行われていないものもありますのでご注意ください。また、リンク先の他サイトで提供される情報・サービスについても、責任を一切負いかねますのでご了承ください。