消費者を意図的にだまして購入や登録をさせるデザインとは?『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』

消費者を意図的にだまして購入や登録をさせるデザインとは?『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』刊行

株式会社翔泳社は、書籍『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』を発売しました。本書は、ユーザーを騙すインターフェイスデザイン「ダークパターン(ディセプティブ・デザイン)」の実態や具体例、防止策などを解説した1冊です。

消費者を意図的にだまして購入や登録をさせるデザインとは?『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』刊行

そのデザイン、顧客の信頼を失っていませんか?

Webやアプリなどで買い物やサービスを利用する時、このような体験をしたことはありませんか。
「勝手にメルマガに登録されている」
「カウントダウンタイマーに煽られ、急いで購入してしまう」
「入会は簡単なのに退会は困難」など……

これらのユーザーを意図的にだますデザインは「ダークパターン(ディセプティブ・デザイン)」と呼ばれています。
ダークパターンは、デザイナーだけでなくコピーライターやマーケターなど、商品やサービスを売ることに関わる多くの人に関係のあるテーマです。
欧米などでは、ダークパターンの規制強化が進んでおり、それらに対する忌避感も高まっています。日本国内でも、消費者トラブルの増加などに伴い、メディアで取り上げられる機会なども増え、ダークパターンへ厳しい目が向けられ始めています。

本書は、ダークパターンとは何かから、世界で進むダークパターンの規制強化の実状、ダークパターンの代表的な15の具体例、企業やデザイナーがダークパターンに陥る背景とその防止策までをまとめた1冊です。誰もが使ってしまう可能性がある一方で、ブランドを棄損するリスクも秘めたダークパターンについて理解を深めましょう。

ダークパターンの種類

  • スニーキング(こっそり)
  • アージェンシー(緊急性)
  • ミスディレクション(誘導)
  • ソーシャルプルーフ(社会的証明)
  • スケアシティ(希少性)
  • オブストラクション(妨害)
  • フォースドアクション(強制)
消費者を意図的にだまして購入や登録をさせるデザインとは?『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』刊行

書籍概要

『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』
著者:仲野 佑希
監修:宮田 宏美、ダークパターンJP編集部
発売日:2022年8月3日
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
判型:A5・224ページ
ISBN:9784798172460
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798172460

目次

Chapter1 ダークパターンとは何か
1.1 消費者を惑わせるWeb サイト設計
1.2 ダークパターンとは何か、その定義
1.3 ダークパターンの世界的調査
1.4 ダークパターンは人の選択をどれほど歪めるか
1.5 国内外で高まるダークパターンへの忌避感
1.6 企業がダークパターンを使うリスク

Chapter2 意思決定の科学
2.1 その選択は、誰が決めているのか
2.2 意思決定に影響を与えるマイクロコピー
2.3 ユーザーが行動を起こす3条件
2.4 ファストアンドスロー 速い思考と遅い思考
2.5 説得 vs. 欺瞞、操作、強制

Chapter3 ダークパターンの種類
3.1 スニーキング(こっそり)
3.2 アージェンシー(緊急性)
3.3 ミスディレクション(誘導)
3.4 ソーシャルプルーフ(社会的証明)
3.5 スケアシティ(希少性)
3.6 オブストラクション(妨害)
3.7 フォースドアクション(強制)

Chapter4 ダークパターンを防ぐために
4.1 組織をプレッシャーから解放する
4.2 ユーザーをリスクから解放する

著者プロフィール

仲野佑希 (なかのゆうき)
1986年生まれ、北海道出身のUXライター。ダイレクトマーケティング専門のコピーライターとして独立後、コミュニケーションをデザインするライティング領域へとシフト。2021年よりオウンドメディアKOTOBA UXを開設。国内でのUXライティングの普及に努めるほか、企業への実務支援やアドバイスを行っている。監修書に『UXライティングの教科書』(翔泳社)『ザ・マイクロコピー』(秀和システム)
Webサイト:https://nakanoyuki.com
E-mail:me@nakanoyuki.com
Twitter:https://twitter.com/nakanoyuki_tw
UXライティングメディアKOTOBA UX:https://www.kotobaux.com


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